茶巾とは、茶道の道具、またはそこから転じた調理法である。
元来、茶巾とは、「茶道で茶碗の水滴を拭くための小さな布」のことであった。そこから転じて、小さな包装物を指すようになったという。さらに、何かを包んだような和食の調理法をも指すようになった。 読み方は「ちゃきん」。
多くの茶道は茶巾を水に浸した後に絞って使用するが、一部の流派では使い方・畳み方が違う。 茶巾として白い麻布が使われ、「奈良晒」と呼ばれる麻織物でできたものは高級品になる。 流儀の茶巾の長さは基本は「一尺×五寸」(現代の単位で表すと30cm×15cm)の長方形が多い。 切り口以外の端を縫わない茶巾は「真の茶巾」と呼ばれるそう。*1 尚、『南方録』では、端を縫ってしぼりふくためた茶巾は「草の茶巾」呼ばわりされている。
茶巾を縦3分の1に畳んでから、親指を入れたままふっくら2回折りたたむ。これを茶碗の真ん中に仕組んだものを「福留(ふくだめ)」という。 この「福留」とは、元々は神社の神主が着る、「狩衣」のお腹のあたりが膨らんだ部分を表している。畳んだ茶巾がこの部分に見えることや、「清浄なもの」の象徴にあやかって名付けられたとされる。 ここでは福留の折り方について手順を解説する。
↓↓↓参考記事↓↓↓ 茶巾(ちゃきん)(茶道入門) https://verdure.tyanoyu.net/cyakin.html 茶巾の洗い方・たたみ方・仕組み方(お茶の歳時記 茶の湯辞典) https://chanoyujiten.jp/chakinnnoaraikata-tatamikta-sikumikata/
野菜や油揚げを煮たものを混ぜた五目酢飯の表面を、薄く焼いた卵で覆った小さなオムライスのような寿司。 発祥地は東京であり、大正時代に小原義太郎という料理人の手でこの世に降臨した。
茹でたかぼちゃやさつまいもをつぶし、砂糖やバターで味付けしてから布や紙に包み、玉ねぎのような形状にした和菓子。 栗きんとん(栗茶巾)もこの一種。*2
さて…追記・修正を終えたら、茶巾寿司食って後で茶道教室に向かうか…