果物の一覧 のバックアップ(No.10)

ここでは、世界中で利用される果物を収録した。なお、厳密には「果実的野菜」と称される、いわゆる「果菜」もここに含めている。

仁果類 Edit

リンゴ
ワリンゴ
ナシ
セイヨウナシ
チュウゴクナシ
ビワ
カリン
マルメロ
セイヨウカリン(メドラー)
サンザシ?

核果類 Edit

モモ
ネクタリン
スモモ
セイヨウスモモ
ウメ
アンズ

柑橘類 Edit

ウンシュウミカン
キシュウミカン
ネーブルオレンジ
バレンシアオレンジ
ブラッドオレンジ
グレープフルーツ
ブンタン
キヨミ
ポンカン
クネンボ
イヨカン
デコポン
レモン
ライム
ユズ
スダチ
カボス
ダイダイ
シシユズ
ブッシュカン
シトロン
コウジ(柑子)
カワチバンカン
ベニミカン
オオベニミカン
サンポウカン

果菜類 Edit

スイカ
イチゴ
メロン
マクワウリ

堅果類 Edit

クリ
テウチグルミ
オニグルミ
ペカン?
ピスタチオ?
ハシバミ
セイヨウハシバミ?(ヘーゼルナッツ)
ツノハシバミ?
カシューナッツ

そのほか Edit

ブドウ
カキ
アケビ
ムベ
ナツメ
ザクロ
イチジク
クワ
ナツグミ
アキグミ?
ナワシログミ?
ブルーベリー
ブラックベリー
クランベリー
ラズベリー
グースベリー
スグリ
モミジイチゴ?
エビガライチゴ?
キウイフルーツ
サルナシ
オリーブ
クコ
ヤマモモ
ハスカップ?

熱帯果実 Edit

バナナ
パイナップル
パパイア
マンゴー
アボカド
パッションフルーツ
ドラゴンフルーツ
ドリアン
ライチ
リュウガン
キワノ
ナツメヤシ
ココヤシ
アサイー?
グアバ
フェイジョア
フトモモ
レンブ
アキー?
アイギョクシ
タマリンド
チェリモヤ
アテモヤ
バンレイシ
ポポー
パンノキ
ジャックフルーツ
ブラックサポテ?
ホワイトサポテ?
サントール?
ビワモドキ
ピタンガ

そもそも果物とは何であるか Edit

 果物(Fruit)とは、大まかには植物の果実、特にその中でも多肉質で甘く、生食ないしは加工されるものをいう。さらに厳密にいえば、「木に実る食用になる果実」を指す。江戸時代は「木菓子」や「水菓子」と呼び、重要な食品というよりは、し好品としての利用が多かった。特にマクワウリやスイカは体を冷やすスポーツドリンク的な役割を果たすため、夏の夜の屋台でしばしば売られていた。
しかし、野菜(果菜)と果物の区別は実はそう単純ではない。例えば、農学ではスイカメロン(マクワウリ)、イチゴなどは草に実るため農林水産省による定義では「果実的野菜」という定義がなされるが、市場では果物として流通する。また、バナナやパイナップルは多年草であるにもかかわらず、果実は果物として食用にされる。また、スイカやメロン、パパイア*1など、未熟な内は野菜として扱われ、完熟すると果物として扱われるものもあるため、これが一層定義を難しくしている。
そういうわけで、もし幼子に「スイカやメロンって、果物と野菜のどっちなの?」と聞かれたときには「時と場合によるんだよ」と答えてあげるのがよいだろう。

果物の伝来 Edit

以下の表には、わが国にいつ、どのような種類の果物が渡来し、また栽培されるようになったかを示す。(表は清水克志「近代日本における果物の普及に関する一考察」を参照、一部加筆)

縄文時代カキ、ブドウ、ヤマモモ、キイチゴ、クリ、クルミ、シイ、ハシバミ、カヤ
弥生時代ナシ、ビワ(在来種)、ウメ、モモ、スモモ、グミ、マクワウリ
古墳~奈良時代コウジ、タチバナ、ユズ、ナツメ、クワ、ムベ
平安時代ダイダイ、ワリンゴ、カリン、アンズ、アケビ、トチ、スグリ
鎌倉~安土桃山時代クネンボ、紀州ミカン、甲州ブドウ、ザクロ、イチョウ
江戸時代ウンシュウミカン、キンカン、ザボン、ビワ(唐ビワ)、マルメロ、チュウゴクオウトウ(シナミザクラ)、ユスラウメ、イチジク、サンショウ、バナナ、パイナップル、タマリンド、レイシ、スターフルーツ、リュウガン、テウチグルミ、スイカ*2
明治時代オレンジ、レモン、ポンカン、メドラー(セイヨウカリン)、セイヨウリンゴ、セイヨウナシ、セイヨウスモモ、モモ(水蜜桃)、セイヨウミザクラ(甘果オウトウ、酸果オウトウ)、オリーブ、オランダイチゴ、西洋ブドウ、ブラックベリー、ラズベリー、グースベリー、アボカド、グアバ、パパイア、ココヤシ、パッションフルーツ、マンゴー、ペルシャグルミ、アーモンド、ピスタチオ
大正~昭和時代チュウゴクナシ、グレープフルーツ、キウイフルーツ、ブルーベリー、アセロラ、ペカン

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*1 普通果樹として扱われるが、幹がほかの樹種と比較してかなり柔らかいので、バナナのように大型の多年草として見る向きもある
*2 南北朝時代説と戦国時代説あり

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