トウモロコシ のバックアップ(No.10)
トウモロコシは、世界各地で栽培される穀物の一種である。
品種
甘味種
未熟な種実を野菜として食する品種郡。いわゆるスイートコーン。 爆裂種
完熟した種実を加熱すると破裂する品種。いわゆるポップコーン。粒色は橙黄色である。秋になると花屋でアレンジメントの材料として売られている赤や紫、黄色など色とりどりのトウモロコシは、本種の系統である。 硬粒種
完熟した種実を製粉してパンにする品種。フリントコーンともよばれる。未熟な種実をゆでて食べることもある。我が国にも明治以降に導入されており、北海道では「八列もろこし」、甲信越地方で「甲州もろこし」と呼ばれる在来種が栽培されている。 糯種
種実に甘味があまりなく、モチモチとした独特の食感がある。種実の色は黄色以外に白色や黒紫色がある。モチトウモロコシとも呼ばれ、江戸時代から栽培されている。「本草図譜」に色とりどりのトウモロコシの図がみられるが、現在栽培されているワキシー種と同様のものかは不明。「ワキシーコーン」の英名でも知られる。 馬歯種
もっぱら飼料用として栽培される。いわゆるデントコーン。収穫が終わったあとの茎や葉は緑肥として畑にすきこむ。 コメント
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