逆張りとは、ネット用語の一種である。
元々「逆張り」という言葉は古くから存在していて、経済用語で「あえて株価が下落した時を狙って買い、上昇した時に売る」という意味である。 そこから転じて、「わざと一般論とは真逆の主張をする事」という意味になった。類似表現に「天邪鬼」「へそ曲がり」がある。 現在では、これが一種のネット上での必須スキルであるとされているフシがある。掲示板サイトではこうした逆張りを書き込む人物が一定数いる。原因としては、歪んだ承認要求や「私はあなたとは違うんです」アピール、他人を挑発することに楽しみを見いだしているなど、様々である。 他人と異なる視点を持つというのは確かに大切なことであるが、立証された事実や論理的思考の伴わない反論は、薄っぺらいものに過ぎない。それがネット上で完結しているならまだしも、ひどい場合は日常生活でも逆張りを好んでする人がいる。そういうことを続けていった人はどんどん友達がいなくなるので行きすぎた逆張りはやめましょう。