ワタとは、有用植物の一種である。
画像出典:https://www.botanic.jp/plants-wa/wata.htm 「ボタニックガーデン」より抜粋 科名:アオイ科ワタ属 学名:Gossypium arboreum var. indicum 原産地:インド 生態:1年草 インドや中南米が原産の一年草で、わが国には平安時代に渡来して以来、各地の種が渡来し、有用植物として栽培される。 原産地のインドや熱帯地域では多年草となるが、耐寒性がないので、わが国では一年草の扱いとなる。夏の盛りから秋にかけて、葉腋に柄のある淡い黄色の花を咲かせる。 花は薄地色の5枚の花弁がらせん状に重なり、基部は小豆色をしている。秋に蒴果をつけるが、熟すとはぜて綿毛を露出する。綿毛はいわゆる「コットンボール」で、詰め綿や脱脂綿、布団綿、ぬいぐるみなどに利用する。 また、種子からは油(綿実油)がとれ、主に食用に用いられる。