ルタバガとは、野菜の一種である。 [添付] [添付] 画像出典:(上)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ontginningen,_gewassen_te_velde,_koolraap,_Bestanddeelnr_193-1064.jpg/(下)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Rutabaga_(16422869763).jpg 科名:アブラナ科アブラナ属 学名:Brassica napobrassica 原産地:西部アジア 生態:2年草 別名:スウェーデンカブ、オオカブ 西部アジア原産の2年草で、わが国には江戸末期~明治末期に渡来している。わが国での利用は飼料用がほとんどであったが、山形県で栽培される「矢越かぶ」という野菜は本種が煮物用として栽培されたものである。戦後になって栽培が途絶えたが、近年種子が再発見され、栽培が復活した。 葉や茎はキャベツに近く、根はカブ状に肥大し、葉に近い部分が緑色ないしは赤紫色に色づく。根の内部は切ると黄色ないしは白色である。 欧米では飼料用としても利用されるが、どちらかというと野菜としての利用法が多い。ポタージュスープやゆでてつぶしたものを肉料理の付け合わせにする。