リンク(スマブラSP) のバックアップ(No.1)

リンク Edit

『初代』からの皆勤賞ファイター?の内の一人。ファイター番号は03、通り名は復活の英傑

特徴 Edit

前作から続投したファイターの中で唯一通り名が「勇気のトライフォース」から変更された。

『スマブラ』シリーズにおいては、原作シリーズの展開に応じて様々な作品のリンクが入れ替わりで登場しており、時にはワザの性質までが大きく変化することも。
本作ではシリーズ最新作である『ブレス オブ ザ ワイルド』のデザインで参戦し、同作の要素が多数取り入れられたことでこれまで以上に大幅な仕様変更が為されている。
『for』以前のような従来のリンクの性質は、実質的にこどもリンク?に引き継がれることとなった。

いずれの作品においても、基本的には「全距離対応型の重装剣士」といったコンセプトで一貫している。
武器判定の剣、3種類の飛び道具、スピードに秀でる足ワザ、多くの飛び道具を無効化してしまう盾など、突出してどれが強いということはないが出来ることが多彩で対応力が高い。
そのためか『初代64版』より参戦し、同時に当時は唯一の剣士でありながら俗に言う「剣士キャラ」としての印象を余り持たれておらず、『DX』から参戦したマルス?の方が元祖剣士キャラとして扱われることが多い。

どんな時でもどんな場所からでも何かが出来るため、相手に応じて間合いを選びながら戦うことができる。特に豊富かつ画面に長く残る飛び道具を駆使したアウトレンジ戦法は得意中の得意。
また、本作のリンクの特徴として通常空中攻撃であるリンクキックの高性能さが注目されており、下向けにも打つ事ができる飛び道具や急降下の速さもあってジャンプを起点に攻め込むのも得意。
そういった優秀なワザの数々で相手の動きの的を絞り、威力の高い剣による攻撃を決めていくといった試合運びが得意。
また数々の武装が重いためか体格の割に体重があり、ある程度ダメージが溜まっても粘り強く戦えるのも強み。

しかし、その豊富な強みの代償として機動力がかなり低いという欠点を抱えている。
ダッシュは遅めでジャンプも低く、逃げる相手を追いかけたり変化していく地形に適応したりといった事に関しては苦手。
従って、豊富な飛び道具で相手の動きに制限をかけつつ、常に先を読みながら動くことで有利な位置取りを維持する事が要求される。
ちなみに歩きは速い部類であり、歩行速度と走行速度がほとんど変わらないという珍しい特徴を持つ。

また、従来のリンクとの違いの中で特に分かりやすい点としてつかみが挙げられる。
過去作ではつかみにフックショットやクローショットを用いる所謂「ワイヤー組」であり、長リーチな上にガケつかまりもできたが代償としてスキが大きく気軽に出せなかった。
しかし、『ブレス オブ ザ ワイルド』ではフックショット・クローショットに相当するアイテムが存在しないためか、本作では素手でのつかみに変更。スキが小さくなった代わりにリーチが短くなった。それに伴いワイヤー復帰が不可能となっている。

下必殺ワザは従来の「爆弾」から『ブレス オブ ザ ワイルド』を再現した「リモコンバクダン」に変更されている。
取り出して投げられるまでは従来の爆弾と同じだが、「再度下Bを押す or 相手ファイターの炎属性のワザ(もしくは総計50%以上の攻撃)を受ける or 長い時間が経過する」のいずれかの条件で起爆するという仕様となっている。
これにより、一度取り出したリモコンバクダンは何度も拾い直して投擲アイテム?として使う事ができ、かつリンク側がほぼ一方的に起爆させられるため画面上に設置するだけでも対戦相手にプレッシャーをかけ続ける事ができる。
更にここも原作再現したのか自爆により復帰距離を伸ばすという荒業も現実的にやりやすくなり、これを駆使すれば前述したクローショット復帰が削除された点を補って余りある復帰距離を発揮できる。ルーペ状態での操作やわざとガケに当たっての受身をしばしば求められるため、やや操作難度は高く十分な慣れと精度を要するが、復帰の切り札として是非習得したい。

この他にも、体力全快時(ダメージ0%)に限り横スマッシュで「ソードビーム」を放てる、通常必殺ワザで使用した矢を投擲アイテムとして拾った状態で通常必殺ワザを使用すると2本の矢を同時に射るなどの細かな再現まで行われている。流石に壁登りやパラセールまで盛り込む事は難しかったようだ
全体的に安定感は今まで下がってはいるが、やれることの多さ・自由度は一層増加といった味付けがされている。

総括して、初心者にとっても爽快に動かせるオールラウンダーかつパワフルな基本性能と、やり込んだ分だけ無尽蔵に新たなテクニックと戦略が生み出される奥深さを併せ持つファイター。
やや緩慢な点を除けば動きにそこまで癖はなく扱いやすい部類ではあるが、対戦で安定して勝つことを意識しだすと複雑な操作技術に加え、飛び道具や設置により「相手を誘導する」という画面把握と心理戦を両立させて初めて成せるテクニックを要する。
現在でもなお数々の特殊なテクニックとそれらを駆使した幅広い戦術の研究・開拓が進んでおり、強さの底が見えない。腰を据えて使えるファイターを求めているプレイヤーには是非オススメしたい。

声優は高梨 謙吾(たかなし けんご)。リンク系で初めて声が新録された。


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