ラッキョウとは、香味野菜の一種である。 [添付] 画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Allium_chinense_(as_Caloscordum_exsertum)_Edwards%27s_Bot._Reg._33._5._1847.jpg?uselang=ja 科名:ヒガンバナ科ネギ属 学名:Allium chinense 原産地:中国南東部? 生態:多年草 中国南東部が原産と見られる多年草で、わが国には奈良時代から平安時代に渡来しており、その頃の文献に「にら」の名称で登場する植物は、本種を指すことが多い。現在は我が国を含めた東アジア地域で多く栽培される。 鱗茎は長卵形で、しばしば分けつする。葉は細い円柱形で、長さは30㎝ほどになり、根元から束生する。10月に新しい葉と共に30㎝~60㎝の花茎を出し、淡い赤紫色の花を咲かせる。 利用する部分は主に鱗茎で、鱗茎には独特の臭気と辛味があり、甘酢漬けや塩漬けなど漬物にして食することが多く、しばしばカレーの添え物にする。