ラッカセイとは、豆類の一種である。 [添付] 画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Arachis_hypogaea_-_K%C3%B6hler%E2%80%93s_Medizinal-Pflanzen-163.jpg 科名:マメ科ラッカセイ属 学名:Arachis hypogaea 原産地:南米 生態:一年草 南米の熱帯地域が原産で、わが国には江戸時代中期に渡来している。当時は細々と栽培される程度で、明治期になって大々的に栽培されるようになった。草丈は20㎝~50㎝になり、6月から9月にかけて黄色い蝶型の花を咲かせる。 花の後に子房の先端がツルのように伸び、地中にもぐり、地中で成長する。茎が立ち上がる立性種と、茎がツルのように横に這う匍匐性種、その中間の半立性種があり、いずれも多く栽培される。 内部の種実を食用にし、殻と皮を取り去ったのち炒って食用にするほか、油を搾ったり、菓子の原料にするほか、砂糖などと練り上げてピーナッツバターにしたりする。