ヘビイモ のバックアップ(No.1)

ヘビイモとは、熱帯植物の一種である。
Curtis's_botanical_magazine_(Tab._4465)_(8411703140).jpg
画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Curtis%27s_botanical_magazine_(Tab._4465)_(8411703140).jpg 「カーティス・ボタニカル・マガジン」に記載されたSauromatum venosumの植物画。


科名:サトイモ科サウロマタム属
学名:Sauromatum venosum
原産地:インド
生態:多年草


 インドやネパールの標高200m前後の場所に生え、わが国への渡来時期は不詳であるが、現在は各地の植物園の温室で栽培し観賞用にする。
草丈は80㎝から90㎝で、地下の塊茎は直径15㎝で、ごつごつとした偏球形である。一見するとコンニャクイモを思わせるような形状であるが、有毒成分を含んでおり、いかなる処理をしても有毒成分を完全に抜き去ることは難しいので、食用にはしない。
葉はコンニャクのそれに似た羽状複葉で、直径50㎝、長さ80㎝である。
葉柄には蛇を思わせるような褐色の斑点があり、和名の「ヘビイモ」はこれに由来する。葉を出すより先に緑色の花を咲かせる。花の下部は黄色くなり、内部には赤褐色の斑点がある。
花には特有の悪臭があるが、これはハエなどに受粉の仲立ちをしてもらうためである。40㎝程のひょろ長い仏炎苞を持ち、開花中は先端が下向きに垂れさがって地面につく。肉穂花序の付属物は黒みがかった紫色で、仏炎苞より短い。

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