ピスタチオ のバックアップ(No.1)

ピスタチオ(Pistacio、阿月渾)とは、ナッツの一種である。
[添付]
画像出典:新宿御苑にて筆者撮影。


科名:ウルシ科ピスタキア(カイノキ)属
学名:Pistacia vera
原産地:中央アジア~西アジア
生態:落葉高木


中央アジアから西アジアにかけての乾燥地帯を原産とする。現在ではイラン、トルコ、アメリカ合衆国(カリフォルニア州)などで大規模な栽培が行われている。
落葉性の高木で、樹高は5〜10m程度に達する。雌雄異株であり、結実には雄株と雌株の両方が必要である。
葉は奇数羽状複葉で、厚みがあり光沢をもつ。全長10㎝~20㎝程度となる。果実は直径3㎝程度の核果で、成熟すると果皮が裂け、中に堅果状の種子が現れる。この種子の内部の黄緑色の仁が食用とされる。
種子は食用として利用され、菓子類、料理、ペーストなどに広く用いられる。特有の甘味とコクを持ち合わせた風味が特徴である。日本では主に輸入品として流通している。
また生薬としても用いられ、「阿月渾子(アゲツコンシ)」と称し、腎炎、肝炎、胃炎などに有効とされる。血中のLDLコレステロールを低減し、抗酸化物質を増やす作用もある
同属の植物にはマスティック(Pistacia lentiscus)などがあり、樹脂が香料として利用されるが、食用の種子を目的とするのは主に本種である。

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