ピカチュウ(スマブラSP) のバックアップ(No.1)

ピカチュウ Edit

『初代』からの皆勤賞ファイター?の内の一人。今では想像しづらいが当時は一番新参者だった*1
ファイター?番号は08、通り名は雷撃のねずみポケモン

特徴 Edit

フォックス?キャプテン・ファルコン?と並ぶスピードキャラの代表格

空中横移動の最大速度こそやや遅めながら歩き・ダッシュ・ジャンプのいずれもが高水準な性能を誇り、有利な間合い・位置を確保しながら戦う事を得意としている。
飛び道具である通常必殺ワザ「でんげき」の牽制能力やピカチュウ本体の真上から飛び道具を撃ち降ろす形となる下必殺ワザ「かみなり」の対空能力も優れており、相手との位置関係に応じてワザを繰り出していく事でどんな状況にも適応できる。
また、身体が小さく、カービィ?Mr.ゲーム&ウォッチ?ほどではないがしゃがみ姿勢が低く、攻撃ワザも全体的に低い姿勢になる事が多い。
そのため打点が高い攻撃をスカしやすく、とりわけ長身のファイターにはその高い機動力も合わさり非常に捕まりにくい。

通常ワザにも全体的に切れ味の鋭いものが揃っており、接近戦に持ち込めば手数で攻め立てる事が可能。
回転の速い通常ワザを駆使したコンボ性能も高く、特に通常空中攻撃で相手を地上に引きずりおろすテクニック(通称空N落とし)を用いたコンボ・攻めの継続力は確かなもの。また、下投げがそのコンボの起点となるため、特に低%時の相手に対するつかみの期待値も高い。

上必殺ワザ「でんこうせっか」はややテクニカルながら復帰距離・復帰阻止耐性ともに安定感のある性能を誇り、復帰が絡んだ攻防にも積極的に参入できる。
更に横必殺ワザ「ロケットずつき」はやや緩慢ながら大きく距離を稼ぎつつしりもち落下にならない突進ワザであり、これに上必殺ワザを組み合わせれば復帰距離が届かない状況に追い込まれることはそうそうない。
また、上必殺ワザはそのスピードと移動の自由度の高さから立ち回りにおける移動ワザ・突進ワザとしても機能し、相手に的を絞らせない動きができる。

このように高い機動力と様々な状況に適応できる万能さは特にアイテムなしの1on1が主流となる競技シーンでは高く評価される傾向にあり、フォックスやシークと並ぶ「約束された強キャラ」としてシリーズ通して安定した評価を獲得している。

弱点は、体重がとても軽い点と、全体的なリーチ・判定に乏しい点。
全ファイター中でもワースト10に入るふっとばされやすさであり、迂闊に被弾を許すとあっという間に被撃墜を許してしまう。
また、一撃あたりのダメージ・ふっとばし力は控えめなワザが多く、小柄ゆえ通常ワザのリーチも恵まれている方ではない。多段ヒットのワザが多い関係で相殺を起こしにくく、ワザ同士がかち合う展開にも弱め。
従って、中量級以上のファイターが相手の場合は単純な殴り合いに持ち込まれると押し負ける可能性が高いにも関わらず、どこかで至近距離まで踏み込まなければ大きなリターンには繋がらないというジレンマを抱えている。

撃墜手段に関しては安定したふっとばし力を持つダッシュ攻撃と上投げ攻撃を持ち、150~160%を越えた相手に対してはいわゆる寿命撃墜を強いやすい。
しかしながら、自身がふっとばされやすい点も加味するとこれだけで撃墜レースに強いファイターと評するには至らない。
ふっとばし力の高い横スマッシュ攻撃「ショートでんげき」や下必殺ワザ「かみなり」はリーチに優れるもののスキの大きめな大ワザとなっており、上手く活用するには重量級のような読みが求められる。
従って、持ち前のスピードを活かし相手の攻撃に当たることなくこちらの攻撃だけを一方的に命中させる立ち回り、一度のチャンスを逃さず的確にコンボや連係を決めるテクニック、小ワザでの競り合いと大ワザでのフィニッシュ両方への対応能力が備わっていて始めて真価を発揮できるファイターとなっている。

スピードタイプのファイター中でもピカチュウは挙動のクセが少なめでワザの引き出しも多く、動かすだけなら本作からスマブラを始めた初心者にもオススメできる(ただし、上必殺ワザの2段目の発動だけは要練習)。
そして、難易度の高いコンボやスピードで相手を翻弄するプレイ、スキはあるがリーチや撃墜力に優れた大ワザといった熟練したプレイヤーが使って始めて真価を発揮できる要素も多く、上級者にとっても歯応えがありやり込みがいのある性能の持ち主。
総括して、ポケモンの顔に相応しい万人に適した性能と安定した強さを持つファイターと言える。

乱闘ルール下では限られた撃墜手段から撃墜レースには不安要素が残り、自身が撃墜されないよう乱闘の輪を避けつつ蓄積%が溜まってきた相手を優先的に狙ったり他の参加者がふっとばしたファイターに復帰阻止を決めて得点権を奪取したりといった、ハイエナの如くずる賢い立ち回りが重要となる。
アイテムありのルール下ではピカチュウのネックである撃墜力の低さを強力なアイテム?で補う事ができ、かつスピードに恵まれるピカチュウは争奪戦でも有利となる。反面、相手に強力なアイテムを拾われてしまうとその軽さも相俟ってあっけなくやられてしまう事も多いため、スピードを活かして上手く逃げ切ろう。

声優は大谷 育江(おおたに いくえ)。『スマブラDX』で収録された声が使用されている。

キャラタイプ 軽量級/スピード・コンボタイプ/1on1向け Edit

素早さを活かしてアイテムの迅速に回収したりふっとんだ相手を横取りしたりといったテクニックを駆使することで乱闘でも十分に活躍できるが、真価を発揮するのはその攻守に渡って安定した性能が最大限発揮される1on1だろう。

ステータス Edit

基本性能? Edit

歩行速度走行速度ジャンプ高度
最大初速最大通常空中
1.3021.982.03917.1235.535.5
空中横速度落下速度体重
加速最大重力最大急降下
0.10.9570.0951.552.4879
ジャンプ回数しゃがみ歩きカベジャンプカベ張りつき空中つかみ
2回××

特殊性能 Edit

  • 無し

長所/短所 Edit

長所 Edit

  • 身体が小さく、相手の攻撃に当たりにくい。
    • 着地姿勢が低く、一部のコンボを回避できるなんてことも。
  • 運動性能が全体的に高めで、特に地上でのダッシュ速度は全ファイター?中でも上位に食い込む。
  • 2種類の独立した復帰ワザを持ち、復帰距離に優れる。また、上必殺ワザは速度と軌道の自由度に優れており復帰阻止耐性も高い。
  • 発生・後隙に優れたワザが多く、近距離でのコンボ・連係が得意。
  • 全体的にワザの持続が長く、復帰阻止が強力。
  • スタンダードかつ優秀な飛び道具を持ち、様々な状況から遠距離牽制を仕掛けられる。
  • 素早いダッシュ、優秀なDA、相手の暴れに引っかかりにくい小ささ、高空を即座に攻撃できる下必殺ワザを持つ事などから着地狩りが強い。
  • 基本はスピードキャラながら大振りな撃墜ワザをあわせ持つ。

短所 Edit

  • 体重が非常に軽く、ふっとばされやすい。
  • 単発火力は低め。多段ヒットするワザが多いこともあって相打ちに弱い。
  • 通常ワザのリーチが短く、判定が強いものも少ない。
  • 近距離ワザで撃墜をしなければならないにも関わらず壊されやすいため安定させるのが難しい。
  • 撃墜手段が限られており、早期撃墜や複数人をまとめて撃墜といった芸当も苦手。
  • 上必殺ワザは制御が難しく、慣れないと復帰でミスをしやすい。
  • 理想的なコンボ・連係の難易度が非常に高く、攻めの強さを引き出すにはかなりの練習量を要する(これを弱点と捉えるかどうかは人による)。

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*1 『スマブラ64』が出たのは『赤・緑』発売から約三年後。開発期間を考慮すると実質二年弱か。

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