ヒヨコマメ のバックアップ(No.1)

ヒヨコマメとは、食用になる豆類の一種である。
[添付]
画像出典:東京都薬用植物園にて筆者撮影


科名:マメ科ヒヨコマメ属
学名:Cicer arietinum
原産地:西南アジア
生態:二年草
別名:ガルバンゾ


 西南アジアが原産の二年生草本植物で、かなり古い時代にインド、ヨーロッパ、エジプト等に栽培が広がって、現在は世界の比較的乾燥した地域で栽培が行われている。わが国では高温多湿な環境により、商業的な栽培は北海道以外ではされておらず、物珍しさから家庭菜園で栽培されるにすぎない。近年は外食産業の発展でエスニック料理が人気となっていることからその材料として利用されるが、そのほとんどを輸入に頼っている。
草丈は50㎝から60㎝になり、葉は9~15枚の小葉で構成される奇数羽状複葉となる。植物体全体が短くて白い柔らかな毛でおおわれる。播種から2か月後には葉腋から蝶型花を咲かせる。花の色は紫や赤、青や白など品種によって異なる。
開花後にずんぐりとした形状の豆果をつける。莢の全長は2cmから3㎝で、その内部に1個から2個の種実(以下、「豆」と表記)が入っている。豆は表面がややごつごつした球形で、先端が少し尖る。この尖った部分をひよこのくちばしに見立てて「ヒヨコマメ」と呼ぶ。
 豆はカレーなどの煮込み料理やスープ類の具材、サラダの具材にする。原産地付近では豆をゆでてつぶし、ペースト状にした「ホムス(フムス)」、ゆでてつぶしたものをハーブとともに油で揚げたコロッケのような「ファラフェル」、クスクスの具材とする。

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