パースニップとは、野菜の一種である。 [添付] 画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Parsnips_with_greens.jpg?uselang=ja 科名:セリ科アメリカボウフウ属 学名:Pastinaca sativa 原産地:ヨーロッパ 生態:2年草 別名:アメリカボウフウ(亜米利加防風)、サトウニンジン ヨーロッパ原産の2年草(まれに1年草)で、わが国には明治時代に渡来しているが、あまり普及を見ておらず、現在は自家用に栽培されることがほとんどである。 根はニンジンに似ているが黄白色で、長さは50©三条である。茎は2年目にトウ立ちして高さ1mになり、夏に緑がかった黄色の花を咲かせる。 原産地での歴史は古く、ローマ帝国時代には薬草とされたが、16世紀ごろには野菜としての利用が始まっている。根に特有の香りがあり、ショ糖が含まれているため甘く、「サトウニンジン」の和名で呼ばれることもある。薄切りにして茹でたのち、スープにするか焼いて肉料理の付け合わせにする。