バンガジュツ のバックアップ(No.1)

バンガジュツとは、香辛料の一種である。

画像出典:(左)東京薬科大学薬用植物園にて筆者撮影/(右)バンガジュツの塊根。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%80 著作者:Kamoya999(CC BY-SA 4.0)


科名:ショウガ科バンウコン属
学名:Kaempferia rotunda
原産地:東南アジア(推定)
生態:多年草


 インドネシアのカリマンタン島で薬草として多く利用されていたことから、そこが原産ではないかという説が出ているが、あくまでも推定の段階である。わが国への渡来時期は不詳であるが、現在は植物園で標本的に栽培される程度である。
地下の根茎から2枚ないしは4枚の大きな葉を出す。葉は長さ17㎝から27㎝、幅7.5㎝から9㎝の幅が広い披針形で、先端は尖る。葉の表側は鮮やかな緑色地に深緑色の模様が入る斑入りの葉で、裏面は若干紫色を帯びている。原産地では4月頃に開花する。花は同属のバンウコンによく似ており、花序は根茎から別々の枝に生じ、4~6個の白地に紫色の模様が入る蝶型の花をつける。地下には根茎とその周りに球状の塊根があり、根茎はざら/\゛していてサトイモを思わせる見た目をしており、塊根はジャガイモのようにつるりとした見た目である。
 塊茎を煎じてお茶にするほか、現在は下痢、嘔吐、女性の健康増進、呼吸器疾患癌に効果がある可能性が期待され、薬草としても利用される。

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