ハッショウマメとは、豆類の一種である。 [添付] 画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mucuna_pruriens_Blanco2.405b-cropped.jpg?uselang=ja 科名:マメ科トビカズラ属 学名:Mucuna pruriens 原産地:熱帯アジア 生態:つる性一年草 熱帯アジアが原産の蔓性一年草で、わが国には江戸時代に渡来し、かつては救荒作物として重用されたが、現在は薬用植物園などで細々と栽培されるにすぎない。 茎は蔓状となり、長さは15m以上になる。葉は3出複葉で、小葉は卵型となる。夏に円錐花序を葉腋から出し、図にみられるような白色や、紫色の蝶型の花を咲かせる。 果実はいわゆる豆果で、完熟すると黒色に変色し、表面は白い毛でおおわれる。莢の中には5個から7個の豆が入る。豆は入白色で、臍部分が隆起している。豆を煮てきんとんや餡にして食する。 豆はよく加熱してアクを抜いてから食用にしないと、豆に含まれる毒成分により腹を壊すという。また、過食を控える。