ハッカ(薄荷)とは、香草の一種である。 [添付] 画像出典:東京都薬用植物園にて筆者撮影。 科名:シソ科ハッカ属 学名:mentha arvensis L.var.piperascens MALIV. 原産地:ユーラシア大陸 生態:多年草 別名:メグサ、ニホンハッカ ヨーロッパから西アジアを原産とし、現在では世界各地の温帯地域に広く分布する。わが国においても古くから栽培され、特に北海道北見地方ではかつて大規模な生産が行われていた。 多年生草本植物で、地下に匍匐性の根茎をもち、これを伸ばして群生する。茎は四角形で直立し、高さはおおよそ30〜80cm程度となる。 葉は対生し、披針形から卵形で、縁には鋸歯をもつ。全草に特有の芳香を有し、特に葉に多く含まれる。花は初夏から夏にかけて開花し、淡紫色から白色の小花を穂状または輪散状に多数つける。 精油成分としてメントールを多く含むことが特徴である。その他、メントン、リモネンなどの揮発性成分を含有する。これらの成分が清涼感のある香気の主要因となっている。 古くから香料、食品、医薬品など多方面で利用されてきた。葉や茎から精油を抽出し、清涼飲料、菓子、歯磨剤、外用薬などに用いられる。