ハチク(淡竹)とは、竹類の一種である。 [添付] [添付] [添付] 画像出典: 科名:イネ科マダケ属 学名:Phyllostachys nigra var. henois 原産地:中国 生態:多年生常緑竹 中国の黄河地域以南が原産の竹類で、現在はわが国の各地で栽培される。マダケより耐寒性がある。 樹高は10mから15mになり、稈の直径は3cmから10cmである。節の輪は2個、各節から枝が2個出る。節間は20㎝から40cmと幅広く、若い桿には白粉を吹く。 春から初夏に筍を出し、この筍の表皮はマダケとは異なり、黒っぽい斑紋が出ることはなく、桃色がかった明るい褐色である。本種の筍は美味で吸い物や炊き込みご飯などにされ食用になる。成長した竹は細く割ることができ、筆や茶筅に加工される。