ハシバミは、樹木の一種である。 [添付] 画像出典:https://almus.iic.hokudai.ac.jp/databases/x10800/makino.html 「牧野日本植物図鑑」より抜粋 科名:カバノキ科ハシバミ属 学名:Corylus heterophylla var. thunbergii 原産地:東アジア 生態:落葉低木 北海道や本州、九州北部や朝鮮半島、中国、ウスリー、アムールの温帯地域に分布する。日当たりのよい山地に生息する。樹高は1m~2mで、葉の長さは6㎝~12㎝、若い枝にはときに紫色の模様がある。 春に葉の出る前に花を咲かせ、秋に堅果(ナッツ)を実らせる。果実は2枚の総苞に包まれ、直径が1.5㎝内外であり、生ではやや苦みがあるので炒って食用にすることができる。 和名は、葉にしわが多いことから「葉皺実」が訛ったものであるといわれる。イギリスでは、「ハシバミの木の枝と葉で冠を作り頭に乗せると、幸運が訪れる」という言い伝えがある。