ハクモクレンとは、花木の一種である。 [添付] 画像出典:自宅近くの植え込みを撮影 科名:モクレン科モクレン属 学名:Magnolia denudata Desr. 原産地:中国 生態:落葉高木 中国が原産の落葉高木で、わが国には古い時代に入り、観賞用にするため庭木として植えられることが多い。 幹は直立してしばしば枝分かれし、樹皮は灰色を帯びた褐色となり、平滑である。樹高は5m~15mに達する。葉は全長10㎝~18㎝の先端が尖る広倒卵形で、全体的に厚みを持ち、裏面の脈に沿ってかすかに毛があり、互生する。 早春に葉を出す前に、枝先に9枚の花披片からなる花を咲かせる。花色は純白で、本種の花は朝日にあたって開き、工期を放ちながら一日中咲いたのち、夕方から夜にかけてしぼむ。花弁と蕚片がほぼ同じ大きさになるのが本種の特徴といえる。 和名は漢字で「白木蓮」と表記し、モクレンと似ているが白い花を咲かせることから。