チェリモヤとは、熱帯果樹の一種である。 [添付] 画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Annona_cherimola_fruit,_Pedra_Bela,_Brazil.jpg 科名:バンレイシ科バンレイシ属 学名:Annona cherimola Mill. 原産地:南米 生態:半落葉性小高木 南米のアンデス高地が原産の半落葉性小高木で、わが国への渡来時期は不詳だが、各地の植物園の温室で栽培される。 樹高は8mほどに達し、葉は卵状披針形で、長さは10㎝~25㎝になり、葉の裏面に茶色のビロード状の毛が生えている。直径2㎝ほどの白に近い緑色の花を咲かせるが、あまり目立たない。 花の後に表面が滑らかなウロコ状になる集合果をつけ、直径は10㎝~15㎝程度で、いろは当初は鮮やかな緑色だが、熟すにつれてくすんだ色合いとなる。果実の風味はしばしば「バニラとパイナップルを合わせたかのよう」と例えられる。 収穫してから数日追熟させて完熟するのを待ってから生食やアイスクリームにする。