タマリロ(木立蕃茄)とは、熱帯果樹の一種である。 [添付] [添付] 画像出典:東京薬科大学薬用植物園にて筆者撮影。 科名:ナス科ナス属 学名:Solanum betaceum 原産地:南米 生態:常緑低木 南米アンデス原産の常緑低木で、我が国においては植物園にて標本的に栽培される程度である。ナス科の作物の中では成長が早く、樹高は最大で5m程度になる。 直立した単幹で、枝が横に出る。葉は粗い鋸歯のある心臓型で、柔らかな毛が生えており、先端が尖る。7月から9月に亜かけて枝先に近いところに花序を出し、薄い紫色または桃色の花を咲かせる。 果実は卵形で赤色または橙色で、内部は黄色く、ゼリー質の果肉と多数の種子を含む。味はトマトに似た酸味があり、ほのかな甘味と独特の香りを併せ持つ。 生食のほか、ジャム、ジュース、ソースなど加工利用が中心で、ニュージーランドなどでは商業果樹として定着している。