セイヨウスモモとは、果樹の一種である。 [添付] 画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Prunus_domestica_in_Schwinkendorf_2021-09-07_03.jpg 科名:バラ科スモモ属 学名:Prunus domestica 原産地:ヨーロッパ 生態:落葉香木 スピノサスモモ(Prunus spinosa)とミロバランスモモ(Prunus cerasifera)との雑種系統と考えられる落葉高木で、わが国には明治初期に伝来しており、わが国でも生産される。 樹高は5m~8mほどに達し、早春に白い花を咲かせ、楕円形または球形の果実をつける。果実は甘みと酸味を持ち合わせ、表面に粉を吹く。果実中心部には大きな1つの種子があり、この部分は「核」(Stone)と呼ばれ、モモやスモモの類の特徴である。 果実の色は赤紫色や青紫色、黄色など様々な色合いがあり、熟しても果皮色が黄緑色のままの品種もある。 果実が真球形のダムソンは果皮がやや黒みがかった青色で、果実は小さく、欧米県で多く栽培される品種である。