スズメウリ のバックアップ(No.1)

スズメウリ(雀瓜)とは、野草の一種である。
[添付]
画像出典:「四季の山野草」の「スズメウリ」のページから。


科名:ウリ科スズメウリ属
学名:Zehneria japonica (Thunb.) H.Y.Liu
原産地:日本、朝鮮半島
生態:一年草


 我が国の本州から九州にかけての地域、そして韓国の済州島に分布する。原野や水辺などやゝ湿った場所に生息する蔓性の1年生草本で、巻きひげなどがほかのものに絡みつくことで成長する。葉は角ばった心臓型で、縁には粗い鋸歯がある。
8月から9月にかけて5枚の花弁からなる直径5㎜程度の極小の花を咲かせる。秋には直径1㎝程度の球形または楕円形の果実を実らせ、果実色は当初は鮮やかな黄緑色だが、熟すと白っぽい色合いとなる。果実内部にはスイカの種子を小さくしたような種子が無数に入っている。
和名は、近年のカラスウリと比較して果実が小さいことから「スズメウリ」と呼んだとも、また熟した果実の見た目をスズメの卵に見立てたともいわれる。名称が似ており、園芸店でしばしば「スズメウリ」という名称で売られる植物があるが、それはオキナワスズメウリという別種である。
本種の果実は小さすぎるため食用とはされていないが、特に毒性はなく、うっすらと甘みがあるため食用にすることはできる。しかし、オキナワスズメウリの方は有毒であるため、食用にはしない。

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