サトウダイコン のバックアップ(No.1)

サトウダイコンとは、有用植物の一種である。
[添付]
画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Adolphe_Millot_legume_et_plante_potageres-pour_tous_betterave_a_sucre.jpg 著作者:Adolphe Millot(Public domain)


科名:ヒユ科フダンソウ属
学名:Beta vulgaris var.altissima
原産地:地中海沿岸
生態:二年生草本


 地中海沿岸が原産の二年草で、ヨーロッパが原産のべタ・ヴルガリスという草本植物から改良された品種である。わが国には1872(明治五)年に渡来し、北海道で多く栽培される。
草丈は60㎝から100㎝程度となる。葉は縁が波打つ先頭のとがった楕円形で、フダンソウのそれによく似ている。播種から二年目の5月から6月にかけて長さ1m内外の花茎を出し、円錐花序を伴う黄緑色の花を咲かせる。
根は全長30㎝程となり、カブ状に肥大する。根の色はたいていは白っぽい色合いだが、黄色や紅色がある。一見するとカブのように煮て食べることができそうだが、そのまま食すと土臭くて到底食えたものではない。この根から砂糖を搾り取るのである。
 もともとは家畜の飼料用に栽培されていたが、19世紀初頭にドイツで砂糖用に改良された。気温の低い環境でよく育つので、現在は同じ製糖植物であるサトウキビが育ちにくい寒冷地では重要な製糖植物として栽培が盛んである。
根が赤い品種からは天然の赤色色素であるベタシアニンが抽出され、食品添加物として用いられる。

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