サイシンとは、中国野菜の一種である。薬草のサイシン(細辛、ウマノスズクサ科)と混同するのを避けるため、中国語読みの「ツァイシン」と発音することもある。 [添付] 画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%B3_(%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E9%87%8E%E8%8F%9C)#cite_note-FOOTNOTE%E6%9D%BF%E6%9C%A8%E5%88%A9%E9%9A%862020326-1 著作者:Anna Frodesiak (CC0) 科名:アブラナ科アブラナ属 学名:Brassica rapa var. utilis 原産地:ヨーロッパ 生態:二年草 ハクサイの変種というべき野菜で、わが国へは昭和時代に渡来し、現在は中華料理店に卸すためまたは家庭菜園などで栽培され、市場への流通量はそれほど多くはない。 元々はヨーロッパが原産であるが、唐の時代に華中で分化して、中国では主力の青菜として栽培される。 トウ立ちした茎や葉を野菜として食用にし、炒め物、和え物、中華スープの具材はもちろん、和風に酢味噌和え、酢の物、漬物、おひたしで賞味する。 アブラナ科の野菜の中では高温に強いため、夏場から秋場にかけて多く栽培されるが、冬でも簡単に霜よけをしてやればうまく育つ。