ゲッケイジュとは、ハーブの一種である。 [添付] 画像出典:東京都薬用植物園にて筆者撮影。 科名:クスノキ科ゲッケイジュ属 学名:Laurus nobilis 原産地:南ヨーロッパ 生態:常緑高木 南欧原産の常緑高木で、わが国には明治後期(1905年)に渡来している。庭木や記念樹として植えられるほか、葉を乾燥させてハーブとして料理に利用する(肉類の臭みを抜く)。 樹高は6mから12mで、葉は互生し、長さは8cmほどである。葉は全縁で波打ち、表面は革質で平滑になり、芳香がある。 4月から5月に集散花序の黄色い花を咲かせ、雌雄異株である。蕾は総苞片の中にあり、花被は4つに深く裂ける。9月から10月に直径1cm程度の球形の果実をつけ、秋には黒く熟す。