キキョウラン のバックアップ(No.1)

キキョウラン(桔梗蘭)とは、観賞用植物の一種である。
[添付]
[添付]
[添付]
画像出典:(上)(中)は板橋区立熱帯植物環境館にて筆者撮影、(下)は東京都薬用植物園にて筆者撮影。


科名:ススキノキ科(ワスレグサ科)キキョウラン属
学名:Dianella ensifolia
原産地:本州(紀伊半島)、四国、九州、沖縄、小笠原、中国、台湾、マレーシア、インド
生態:多年草


 我が国の小笠原諸島、本州(紀伊半島)~九州・沖縄にかけて生息するほか、中国や台湾、マレーシアやインドにかけて生息する多年生草本である。
草丈は50cm~100cm程度ほどとなる。葉は革質で、全長40cm~60㎝ほどとなり、幅1.5㎝~2.0㎝の剣形で株元から多数束生し、密生した様相を呈する。葉の基部では複数枚の葉が終結し、根元が鞘状となる。普通葉は鮮やかな緑色一色であるが、白い斑が入るものもある。5月から7月にかけて株元の中心部から1m程度の花柄を伸ばし、円錐花序に、薄い青紫色の花を下向きに咲かせる。花被片は6個で、いずれも上に向かって反り返る。花を咲かせ終わったのちに果実を垂れ下げるように結ぶ。果実はややしもぶくれの球状の液果で、鮮やかな群青色に熟する。
 花を観賞用とするほか、葉をグラウンドカバーとして利用する。中国では全草や茎を用い、腫れ物や疥癬のかゆみ止めとすることが知られているが、毒性があるのであまり用いない方がよい。

コメント Edit


URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

閲覧者数 Edit

現在12
今日1
昨日1
合計31

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS