オキナワスズメウリとは、野草の一種である。 [添付] 画像出典:自宅近くの花屋にて撮影 科名:ウリ科オキナワスズメウリ属 学名:Diplocyclos palmatus C. Jeffrey 原産地:インド 生態:蔓性一年草 一年生のつる性植物で、我が国では沖縄県の口之島などに野生するが、現在は各地で栽培されることが多い。我が国以外では中国南部やインド、オーストラリアに生息する。 葉は切れ込みの深い掌型で、雌雄同株。花は白色で、雄花と雌花は同一の葉腋から複数が束のように生じる。 縞模様のある小さなスイカのような果実が特徴である。果実は当初緑色だが、赤熟する。 一見美味しそうに見えるが、渋みがあり、ククルビタシンという毒成分*1を含むので、食用にはできない。ただし、インドでは若い蔓を青菜として食用にする。 園芸店では「琉球オモチャ瓜」の名称で流通し、グリーンカーテンの素材にする他、蔓を編んでクリスマス用のリースとする。