オオシマザクラ のバックアップ(No.1)

オオシマザクラ(大島桜)とは、桜の一種である。
[添付]
画像出典:小石川植物園にて筆者撮影


科名:バラ科サクラ属
学名:Cerasus speciosa(koidz)H.Ohba
原産地:日本
生態:落葉高木


 房総半島や伊豆半島南部・伊豆七島に生息する落葉高木で、わが国固有の桜とも言うべきものである。
樹高は15mに達し、枝はやや太くて毛はない。葉は先端のとがる楕円形で、縁には密な鋸歯がある。春、3月から4月にかけて若い葉を展開するとともに、直径3㎝~4㎝の芳香のある白い花を咲かせる。花色は純白ではなく、やゝ桃色が差すこともある(上写真は純白で桃色が差さないもので、こういった色合いになることも珍しくはない)。花は5枚の花弁からなり、花弁が水平に開くのが特徴である。
蕚片の縁は鋸歯があり、花柱とともに毛はない。
観賞用として庭に植えたり、防風林として植えたりするほか、材を薪や炭に加工する。また、葉は塩漬けにして桜餅を包むのに用いる。
本種とエドヒガンが交配してできたのが、ソメイヨシノである。

コメント Edit


URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

閲覧者数 Edit

現在8
今日1
昨日1
合計76

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS