ウド のバックアップ(No.1)

ウド(独活)とは、山菜の一種である。
[添付]
画像出典:小石川植物園にて筆者撮影


科名:ウコギ科タラノキ属 
学名:Aralia cordata
原産地:北海道~九州、千島、樺太、朝鮮、中国
生態:多年草


 我が国が原産の多年草で、北海道や九州にかけて生息し、朝鮮半島や中国にも伝播している。山野に生息し、草丈は成長すると2m~3mほどになる。葉は2回羽状複葉で細かい毛があり、縁には鋸歯がある。夏から秋にかけて白色もしくは白身の強い黄緑色の球形花序の花を咲かせ、晩夏に黒い果実をつける。若い芽は平安時代から食用にされ、山野に出かけて若い芽を採取して食用にしてきたが、現在は冷暗所で栽培した若い芽、いわゆる「白ウド」が出回ることが多く、また軟白栽培した若い芽を一時的に日に当てて緑化させ、見た目を野生のものに近づけたものも少数ながら出回っている。野生品は酢味噌和え、三杯酢、茹でてからぬた、味噌汁の実、煮物で賞味され、「白ウド」は和え物、吸い物、酢水でアク抜きをして煮浸しやサラダ、酢の物、飾り切りにして刺身のつま、料理のあしらいなどにして賞味する。食用以外にも、中国では「土独活(ドドッカツ)」の名で強壮剤にされる。

ウドにまつわる諺 Edit

  • 独活の大木
    体ばかり大きくて役に立たない、ということ。ウドは若いうちは食用になるが、成長して2mになった株は冬には地上部が枯れてしまい、また枯れる前の茎は木質化せず、材木としての利用は到底できないことから。

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